ベッドサイズの選び方(基準サイズ・寸法一覧と選び方のポイント)

ベッドサイズを決めるとき、何を基準に選んでいますか?

1人で使うベッドはシングル、2人ならダブルといった感じで決めることも多いと思いますが、

例えば1人暮らしで使う場合、

・使う方の体格に合ったサイズ
 例:セミシングル・ショート丈
 例:セミダブル・ロング丈

・お部屋をなるべく広く使いたい
 例:・セミシングル・ショート丈

・たまに2人で使うことがある
 例:セミダブル

など、状況に合わせてシングル以外を選ぶこともできます。

また、夫婦の寝室で使う場合には、

・子供との添い寝
 例:クイーン・キング

・家族一緒に川の字で寝る
 例:ワイドキング

・将来的にはツインや別の部屋で使いたいetc
 例:セミシングル×2台=クイーン 
   ⇒ 子供部屋でセミシングルとして使用

 例:シングル×2台=キング
   ⇒ツイン・別の部屋でシングルとして使用

など後々のことも想定するとダブル以外の選択肢も出てきそうですね。

それでは、ベッドサイズの種類や選び方のポイントについて見ていきたいと思います。




目次


1. ベッドの基準サイズ・寸法一覧
基準サイズ・寸法一覧表
一人分のスペースの目安

2.サイズ別 選び方のポイント
セミシングル
シングル
セミダブル
ダブル
クイーン
キング
ワイドキング



1.ベッドの基準サイズ・寸法一覧


それでは大まかにベッドサイズの種類と寸法を見て行きたいと思います。

基準サイズ・寸法一覧表

ベッドのサイズはメーカーや製品により寸法が異なり、また、この他にもワイドダブルなどの中間サイズもありますが、概ね上記のようなサイズ区分や寸法になります。(※ベッドを購入の際には、商品寸法をご確認下さい)

なお、上記の使用人数は平均的な体格の方を目安としておりますので、お使いになる方の体格やお子さまと添い寝する場合なども考慮してサイズを選ぶとより使い易いベッド選びが出来ると思います。

一人分のスペースの目安

平均的な体格に当てはめると    

  

  以上はあくまで目安ですが、平均的な体格でみた場合、幅は男女共にセミシングルでも必要最低限のスペースは満たしていました。快適に感じるスペースには個人差もありますので、今ご使用のベッドの使い心地と比較してみるとイメージしやすいと思います。


2.サイズ別 選び方のポイント


それでは、各サイズの特徴や選び方のポイントについて見て行きたいと思います。

セミシングル

●スペースの有効活用
 セミシングルは、一般的なベッドの規格としては幅の寸法が一番小さなものとなります。そのため平均的な体格の方にとっては狭いというデメリットもありますが、人の体格はそれぞれですのでお子さまや体格の小さめの方が使用した場合、、ベッドが小さくなった分、お部屋を広く使えるというメリットもあります。また、長さの寸法が短いショート丈(長さ180㎝)にすればもっとお部屋のスペースにゆとりができますね。

●2つで使い方いろいろ
 2つ並べればクイーン相当のサイズになりますので、クイーンサイズを検討している場合には、セミシングル2つを並べて使うという選択もあります。この場合のメリットとして振動が隣に伝わりにくいこと、体格や好みの硬さに応じてそれぞれマットレスを選べることがあります。デメリットは、つなぎ目が気になる点ですが、ジョイント式やぴったりくっ付くベッド、厚めの敷パッドを使用することである程度はカバー出来そうです。また、将来的には別々の部屋で使ったりといった使い方も出来ます。

ジョイントベッド一覧

ぴったりくっつくベッド一覧

●選び方のポイント

 ・お子さまや体格の小さめの方の1人用ベッドとして

 ・ワンルーム等、お部屋のスペースの有効活用として

 ・2つで夫婦の寝室や子供部屋のツインベッドやクイーンベッドとして

 ・2つ並べる場合、体格や好みに応じてマットレスの硬さを変えられる

セミシングルベッド一覧

シングル

●1人用の基準サイズ
1人暮らしなど1人用ベッドとしてまず思い浮かべるのがシングルサイズですが、お使いになる方の体格やお部屋のスペース、たまに2人で寝ることがあるなど、使い方をイメージしていくとシングルサイズ以外の選択肢もあるかもしれません。

なお、シングル2つでキング相当のサイズになりますのでお子さまとの添い寝もゆったりできますし、将来的には別々の部屋で使ったりといった使い方も出来ます。

●選び方のポイント

 ・1人暮らしの1人用ベッドとして(2人で寝るにはかなりきびしい)

 ・体格の大きい方やゆったり寝たいならセミダブル

 ・2つで夫婦の寝室や子供部屋のツインベッドやキングベッドとして

 ・2つなら将来は別々の部屋に置くことも

シングルベッド一覧

セミダブル

●1人用ゆったりサイズ
体格の大きい方、ゆったり寝たい方にオススメのサイズ。また、時々2人で寝る場合もシングルよりは大分使いやすくなります。

2つ並べればワイドキング(幅約240センチ)になり、お子さまとの添い寝もゆったり出来ます。

●選び方のポイント

 ・体格の大きい方

 ・ゆったり大の字で寝たい方

 ・たまに2人で寝る場合

セミダブルベッド一覧

ダブル

●2人用の基準サイズ
2人で寝ることを前提にしているサイズとしては一番小さいものとなります。メリットとしては一番場所をとらないことですが、子供との添い寝を考えるならクイーンサイズ以上がオススメです。

●選び方のポイント

 ・お部屋を広く使いたい(2人用としてはコンパクト)

 ・子供との添い寝にはクイーン以上がおすすめ

ダブルベッド一覧

クイーン

●2人用ゆったりサイズ
2人でゆったり寝たい方はクイーンサイズがおすすめです。子供が小さいうちは添い寝も可能ですし、このサイズからはマットレスが2つに分かれたものもあるので、相手の寝がえりなどの振動が伝わりにくく安眠できる利点もあります。
また、セミシングルを2つ置いてクイーンとして使う場合、マットレスの硬さを違うものに出来るので、硬さの好みや体格の違いがあった場合でも使う方それぞれに合わせた選択が可能となります。

なお、クイーンやキングのマットレスになると、男性でも1人で運ぶのは困難な大きさ・重量になります。マットレスが2つに分かれたものなら、お部屋までの搬入やベッドの配置替えなどがしやすいメリットがあります。

●選び方のポイント

 ・2人でもゆったり寝れる

 ・無理なく子供と添い寝できる

 ・マットレスが2つのものは搬入や配置替えが容易

 ・セミシングル2つならマットレスの硬さをそれぞれ選べる

・セミシングル2つならツインや別々の部屋で使うことも

クイーンベッド一覧

キング

クイーンよりも更に20センチ広くなったキングサイズ。その大きさはその名にふさわしいゆったりとした睡眠空間をもたらしてくれます。ベッドが大きい分スペースをとりますが、ローベッドやフロアベッドといった低いものにすることで大分圧迫感を軽減できます。

クイーン同様、マットレスが2つに分かれているものが選べる利点もあります。

●選び方のポイント

 ・2人なら超ゆったり

 ・無理なく子供と添い寝できる

 ・マットレスが2つのものは搬入や配置替えが容易

 ・シングル2つならマットレスの硬さをそれぞれ選べる

 ・シングル2つならツインや別々の部屋で使うことも

キングベッド一覧

ワイドキング

●布団感覚で家族が川の字で寝れる
子供が小さい時期は、家族が一緒に寝ることが多いと思います。そんな時に布団感覚で家族みんなで寝れるのがキングより大きいこのタイプ。サイズも様々なのでお子さまの人数に応じて選択できます。

また、分割すれば、将来的にはツインベッドや違う部屋で使ったりといったこともできます。

●選び方のポイント

・家族の人数に応じてサイズが選べる

    ・将来的には分割して別々の部屋で使うことも

・子供がごく小さいうちはローベッドやフロアベッドが安全安心

ぴったりくっつくベッド一覧

ワイドキングベッド一覧


まとめ


ベッドは一度買ったらある程度の期間は使うもの。ベッドサイズは小さいものからキング以上のものまで様々ありますので将来的な使い方も含めてサイズ選びをしておくとより快適で永く使えるベッドに巡り会えるのではないでしょうか。


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