ベッドにはいろいろなデザインがありますが、どんな種類がいいか迷うこともありますよね。
大まかにデザインの特長を押さえておけば、お部屋に合ったデザインも選びやすくなりますので、今回は、ベッドフレームの素材の種類やデザイン(テイスト)の主な種類をご紹介したいと思います。
目次
- ウッド系
- スチール系
- レザー系
- ファブリック系
- アジアン系(アバガ)
1.ウッド系
ウッド系の木製ベッドは、ベッドのなかでも一番多い種類で、加工性の良さや、木の持つ独特の温かみや柔らかな質感といった特徴が好まれています。また、木の木目を生かしたものや塗装などの表面の加工により様々な表情を作れることから、様々なテイストのデザインが存在しています。
北欧デザイン
こちらは、北欧テイストの天然木を使ったベッド。
木のもつ自然な風合いをそのまま生かし、木の温もりと柔らかい質感がお部屋を明るくやさしい雰囲気にしてくれます。
このようなデザインならベッドサイドのステージ部分はちょっとしたテーブル代わりに使えるほか、板の間に隙間があり、すのこ状になっているので通気性がよく、マットレスの湿気対策にもなりそうです。
カントリーテイスト
こちらは、天然木を使ったカントリー調の収納ベッド。
天然木を使用し、フレンチカントリー風に仕上げたデザインが女性的でかわいらしい空間を演出しています。
木そのままのよさを十分に感じることのできる無垢材のベッドは、見ているだけで穏やかな気分に。カラーは、素材の色を活かしながらかわいくカラーリングしたホワイトウォッシュ。カントリー調のデザインにお似合いです。
ウォールナット
こちらは、ウォールナット材の木目調ローベッド。
褐色で滑らかな美しい木目をもつウォールナット。木目の美しさの風合いが、木の温もりと高級感ある表情を出しています。
ヘッドボードの曲線美とボトムの直線的なデザインが印象的で褐色の木目がクラシカルな雰囲気を醸し出しています。
モダンテイスト
こちらは、ステージタイプのフロアベッド。
シャープなデザインと黒のフレームが都会的でスタイリッシュさを演出しており、白を基調としたモノトーン調の部屋にマッチしています。
本体がマットレスよりも大きいく作られたステージタイプは、その分ベッドが大きくなっていますが、このように床からの高さを抑えたロータイプのベッドなら圧迫感もなく部屋が開放的に感じられます。
こちらは、低く直線的なヘッドボードが特徴的なローベッド。
直線を基調としたデザインはすっきりとスタイリッシュな印象で、白を基調としたシンプルな部屋にウォールナットの落ち着いた雰囲気がマッチしています。
こちらは、木目の床にモダンなベッドを配置した場合。
シンプルで直線的なヘッドボードに白の配色がモダンな雰囲気を感じさせます。ナチュラルな木目の床との相性もよく、柔らかく明るい雰囲気の部屋に。
2.スチール系
パイプベッド
こちらは、スチール製のフロアベッド。
スチール製フレーム独特の無機質な質感が、クールでスタイリッシュな雰囲気を醸し出しており、モノトーン調の部屋にもマッチしています。また、マットブラック色のフレームが、より引き締まった印象を感じさせています。
こちらは、インダストリアル×ヴィンテージスタイルのスチールベッド。
シンプルなフレームにはマット塗装が施され、無機質な鉄の質感と相まってインダストリアルな雰囲気が漂っています。
アイアンベッド
こちらは、天蓋付きのアイアンベッド。
カーブを描いたアイアンがロマンティックでエレガントな印象です。また、ホワイトでまとめられた家具や装飾は、部屋を清楚で上品な印象にしています。
3.レザー系
こちらは、レザー調のフロアベッド。
レザー素材の特徴は、皮のもつ独特の質感と、つや感からくる重厚感や高級感といったもので、写真のような黒いものは部屋に落ち着いた高級感を演出できます。ふっくらとした背もたれがソファーの様にくつろげそうなベッドです。
4.ファブリック系
こちらは、ファブリック素材のローベッド。
ファブリック(布張り)素材は、木やレザーの素材とはまた違うやさしい雰囲気が感じられ、色の合わせ方にによっては、スタイリッシュな雰囲気も楽しめます。
写真は、温かさやわらかみを感じさせるフェラーリレッドを彷彿させる鮮やかな赤。モノトーン調の部屋に斬新な色を加えることで、大きなアクセントになっており、スタイリッシュモダン的な部屋の雰囲気になっています。
5.アジアン系
こちらは、アジアンテイストのアバカ素材のベッド。
アバカは、東南アジアを原産とする木の一種で、その優れた強度と耐久性から様々なインテリアに使用されています。
写真は、ヘッドボードにアバカを使い、フレーム部分は解放感を感じさせるステージタイプが用いられており、リゾート的な雰囲気とモダンさを併せ持ったテイストとなっています。
まとめ
大まかではありますが、主なベッドのテイストをご紹介してきました。
ベッドは、同じ形状でも、表面の仕上げを変えることで様々なテイストのベッドが造られています。そういったこともあり商品数が非常に多く、迷う原因になっているかもしれません。
ベッド選びの際は、ある程度材質やテイストを絞り込んでおくと商品選びがスムーズにできると思います。