ベッドを選ぶ際、何を基準に選んでいますか?
大抵の場合、先ずはサイズ、そして気に入ったデザインから色を選ぶという感じだと思いますが、ベッドはその大きさから色合いによって部屋の印象が大きく変わってきます。
そこで今回は色の中でも「白」のベッドに焦点を当て、その素材・機能・スタイル毎にその印象を見ていきたいと思います。
「白」のもつ心理的な効果
- 清潔な印象を感じさせる
- 汚してはいけないと感じさせる
- 広いと感じさせる
などがあり、身近な使い方として、清潔さが求められるキッチンやトイレ、浴室などでよく使われるほか、空間を広く見せる効果から住居内の壁も多くが白を使っています。
ベッドなどの家具においても、白は最も光を反射するため部屋の印象が明るくなるほか、暗い色を引き立てる効果もありどんな色とも相性よく使える色です。
目次
- 素材別
- 機能別
- スタイル別
1.素材別
レザー系
こちらはレザー調のデザイナーズベッド。
上質で優雅なたたずまいは寝室の印象を高級感漂う空間に変えてくれます。
重厚感のある流線形のフレームも、色調を抑えたアイボリー系ならしっとり落ち着いた印象に。
また、丸みを帯びたフレームを支える脚にはシルバー素材を合わせて足元のおしゃれを演出しています。
このようなベッドならお部屋の雰囲気が一変し、新たな日常を手にできるといっても過言ではないかもしれません。
こちらはモダンデザインのレザー調ベッド。
キルティング加工を施したヘッドボードは優雅で気品のあるフォルムとなっています。
ヘッドボード、フレームのほか、脚の部分まで白で統一されており、上品さと清潔感を感じさせる印象です。
鏡面仕上げ
こちらは、鏡面仕上げのモダンデザインベッド。
冴えわたる輝きと艶やかな質感を生み出す鏡面仕上げ。
鏡面仕上げが、白の持つ光の反射を強め、気品や清潔感といった印象をさらに際立たせているといった感じです。
アイアン
先ほどまでとは印象が変わり、かわいい姫系のアイアンベッドです。
アイアンの流れる曲線や凝った飾りの模様がエレガントさを演出しています。
家具を白系で統一し、ピンクのマットレスやクッションをポイントとして使うことで、可愛らしさが強調されています。
ウッド
こちらは、天然木を使ったカントリーテイストのベッド。
天然木にホワイトウォッシュを使った色合いは、ベージュやピンクに近いもので、木目の風合いがほどよくみえ温かみが感じられます。
2.機能別
収納ベッド(引出しタイプ)
こちらは、引出しがついたシンプルなデザインの収納ベッド。
白いシンプルなデザインのヘッドボードが壁に馴染み、部屋と一体感が出ています。
また、シーツは床の色味とあわせることで部屋のアクセントに一役買っています。
チェストベッド
こちらは引出しが二段となり収納力がアップしたチェストベッド。
収納が増えた分、先ほどよりもベットが大きく(高く)なっていますが、床の色味に近いため空間に馴染みあまり大きさを感じさせません。
また、ヘッドボードレスであることもすっきりとコンパクトに感じられる要因です。
このようなタイプなら場所を選ばずレイアウトができるため狭いお部屋も広々使えます。
色の印象としては、トーンを抑えたオフホワイトを使っているため、清潔感を出しつつも落ち着いた雰囲気となっています。
跳ね上げ式収納ベッド
部屋の角に配置した跳ね上げ式収納ベッド。
こちらも、ヘッドボードレスですっきりとコンパクトな収納ベッドです。
このように部屋角に配置すれば、壁と色が近いこともあり、造り付けのベッドのようにも見えます。
ロフトベッド
こちらは姫系デザインのアイアンロフトベッド。
愛らしい雰囲気のピンクとは対照的に、ホワイトはピュアな印象。壁の色をより際立たせています。
二段ベッド
こちらは、床下の高さが選べる天然木の二段ベッドです。
木目がうっすらと見える天然木を生かしたフレームは、白でありながらどこか温かみを感じさせ柔らかい印象に。ナチュラル色とはまた違う柔らかさや温かみがあり子供部屋にぴったりな雰囲気ですね。
3.スタイル別
ロースタイル
こちらは、リクライニング機能が付いたモダンなローベッド。
大きなベッドでありながら、その低さから圧迫感よりも広さや解放感を感じさせる印象です。
ポイントに黒を加えることで、白のもつ明るい印象を引き立てています。
また、レザーとスチールの組み合わせが、モダンでスマートな印象を醸し出しています。
フロアスタイル
こちらは、シンプルでスマートな印象のフロアベッド。
ワイドキングサイズという大型のベッドでありながら床に同化したそのスタイルはすっきりとした解放感を感じさせる印象です。
限りなく純白に近い白を使うことで、さらに寝室の印象をシンプルでスマートなものとしています。
天蓋付きアイアンスタイル
こちらは、天蓋の付いたエレガントな印象のアイアンベッド。
家具や装飾を白で統一することで、エレガントさの中にも清楚で純粋な雰囲気が伝わってきます。
まとめ
白の印象は、なんといっても明るいこと。
部屋に白いものを取り入れれば、部屋の印象が明るくなり気分も明るくなりますし、
一口に白といっても、オフホワイトやアイボリー、パールのような艶やかなものから艶のないスモーキーホワイトなど様々なものがあり、明るさだけでなく、柔らかさや落ち着いた印象も作ることができます。
また、ベッドは家具の中でも1,2を争う大きさですので、色などベッドのもつ印象によりお部屋の雰囲気も決まってきます。
部屋を明るくコーディネートする際には、ベッドに白いものを選びほかのものをまとめていくとコーディネートがしやすいかもしれません。
皆さんも白のもつ色のイメージや心理的効果を意識して、部屋をコーディネートしてみてはいかがでしょうか。これまでとはひと味違った日常が楽しめるかもしれません。
参考サイト【白いベッド一覧】