ベッドの普及率は所帯別では6割と身近に使用されているベッドですが、意外と悩むのがマットレスのサイズですよね。
というわけで、今回はマットレスのサイズ選びのポイントについてお伝えしたいと思います。
目次
1.マットレスサイズの種類
2.自分に合ったサイズとは
3.寝返りも余裕でできる理想の広さ
4.2人用サイズの選び方
1.マットレスサイズの種類
マットレスサイズ一覧
マットレスのサイズは、サイズ名称が同じものでもメーカーの違い等によりマットレスの幅に開きがあります。
長さは標準のものを基本にロング丈やショート丈がある商品もあります。このほかにもワイドシングルなど中間的なサイズやワイドキングといったさらに大きなものもメーカーにより用意されています。
一般的な使い方としては、
・セミシングル
1人で使用することを想定している。介護者が介護しやすいため、病院ベッドや介護ベッドに多く採用されているタイプ
・シングル~セミダブル
1人で使用することを想定しているタイプ
・ダブル~キング
2人で使用することを想定しているタイプ
といわれています
サイズにかなり開きがありますので、自分に合ったサイズ選びには迷ってしまうかもしれません。次の項目で自分に合ったサイズを見ていきたいと思います。
2.自分に合ったサイズとは
【マットレスの長さ】
・身長 + 30cm
【マットレスの幅】
・肩幅 + 30cm
長さは大きな枕を使用しなければ+30cmサイズで問題なさそうです。幅は寝返りをするにはちょっと狭いので、幅に関しては+30cmは必要最低限のサイズと考えたほうが無難でしょう。
3.寝返りも余裕でできる理想の広さ
【マットレスの幅】
肩幅 × 2.5倍
ゆったりとした理想の寝心地を考えるなら”肩幅×2.5倍”がおすすめです。これだと仰向けから寝返りをうっても身体をずらす必要がないほどの広さになります。
4.2人用サイズの選び方
今度は2人で使用する場合の一人ひとりの幅を見てみましょう。この場合、二人の間の部分はそれぞれの幅としてカウントします。
【ダブル】
男性は幅82cm
セミシングル相当の幅がとれました。
女性は幅77cm
セミシングルにちょっと欠ける幅ですが、両サイドに15cm以上の余裕があります。
ということで、平均的な体格の男女がダブルベッドを使用する場合、余裕はないものの最低限のサイズがとれたものと言えそうです。
【クイーン】
男性は、幅102cm
シングル相当の幅がとれました。
女性は、幅97cm
こちらもシングル相当の幅がとれています。
理想のサイズとまではいかないものの、理想にかなり近い実用的なおすすめサイズと言えそうです。
【キング】
男性は幅118cmとほぼセミダブルサイズ。
女性は幅113cmとシングルとセミダブルの中間サイズ。
こちらは、”肩幅×2.5倍”の男性セミダブル、女性シングルを満たしておりまさに余裕のキングサイズといえますね。
※参考資料:身長(健康局「平成25年国民健康・栄養調査報告」)、肩幅(経済産業省:人体寸法・形状データ「size-JPN 2004-2006」)より
おわりに
人生の1/3を占めるといわれる睡眠。だからこそ睡眠環境にはこだわりたいですよね。お部屋の間取りやサイズとの兼合いもあるかと思いますが、現在ご使用の寝具サイズと比較するなど、ご自身に合ったサイズ選びをして頂ければと思います。